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まほろ大先生の居ぬ間に禁じられたジュリエットの感想 [Book]

結論から言うと、つまらなかったです。

しかし、なぜつまらなかったかを説明するには、
内容も詳しく説明しなければなりません。
ですが、それはトリックのネタバレをするということと同義です。
ミステリィに対する礼儀として、そのようなことをするわけにはいきません……
なんてことを言うと思ったら大間違いです。

この小説のつまらなさは犯罪級です。
これを新本格ミステリ30周年記念作品の一つとして宣伝、販売することは、
まさに企業犯罪と言えるでしょう。言えないかもしれません。
でもそんなことはどちらでもよくって……。
とにかく私はこの作品がキライです。
だから、オチでも、トリックでも、なんでも気にせずに書いちゃいます。

ということで、この本を買う予定のある人は、
これより下へ、画面をスクロールしてはいけません。

禁じられたジュリエット

禁じられたジュリエット

  • 作者: 古野 まほろ
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2017/03/15
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


では感想です。

まず物語の舞台は日本……ではなく、
日本から分離独立してできた社会主義っぽい架空国家です。
都合のいい時は、本来の日本の価値観で、
都合の悪い時は、架空の日本の価値観で、
臨機応変な対応が可能です。

この国では、ミステリ小説が麻薬や覚せい剤よりも危険な代物として扱われています。
変なの。
主人公たちはそれを読んでしまい、
思想犯として、更生プログラムを受けなければならない……みたいな。
もう面倒なので、あとはamazonの紹介文でも読んでください。

さて次は、普段通りの流れならば、キャラクタ紹介をしたいのですが、
特に魅力のあるキャラクタがいないので省略します。
(序盤50頁ほどをキャラクタ紹介に費やしたにも関わらず、キャラクタが薄いのです)
登場人物は女子高の関係者で、全員が女性です。
だいたいがオカマのような口調なので、
適当に、映画でも見ながら読んでいると、誰が喋っているかわからなくなることもありますが
別に誰が喋っていようが関係ないことが段々とわかってきます。
囚人側、看守側、先生という区別さえつけば、特に問題はないです。

タダノ、トオノという名前のキャラクタが登場します。これは本当です。
特に深い意味はありませんが、一応書いておきます。


ではいよいよ詳しい感想に入ります。

ジャンルとしてはイヤミス(念のため書きますが嘘です)というものでしょうか。
読んでいて不愉快になるシーン、描写が多く、470頁中、300頁ほどが不要でした。
50頁は先ほど書いた人物紹介。なくても問題がないくらい内容が無意味で薄いです。
次いで250頁ほど続く、ほぼスタンフォード監獄実験そのままの、
ねちねちくどくどと続く女子高生虐め。あそこまで詳細に書く必要はまったくありません。
そんなに女子高生に便器を舐めさせたいのなら、ミステリィにこだわる必要はないと思います。
まあ、劇中劇だと思わせないためなのでしょうけど。

いま、さらりとネタバレをしましたが、より詳しく説明すると、
更生プログラムとして長々と250頁も行われた監獄実験は、すべてお芝居だったのです。
どうです? 驚きましたか? 叙述トリックですよ? 私は特に驚きませんでした。
「ああ、そうですか」という感じです。
しかし、お芝居で自殺したはずの人が本当に死んでいて……、
「ああ、そうですか」という事件が発生します。

コマンド―の最後の海岸シーンで、突如メイトリクスが「これはお芝居でした!」と言い放ち、
今まで死んだ人たちが登場。しかし一人だけ本当に死んでいて、
「これからこの殺人事件を解決します!」とメイトリクスことシュワちゃんが宣言。
こんな映画見たいですか?(ちょっと見たい)

しかも監獄実験という設定は、トリックとはほとんど関係がないのです。
登場キャラクタに、ミステリ愛について長々と語らせる為の口実?でしかなく、
悪趣味さに耐えて耐えて、なんとか読み切った貴方を愕然とさせることでしょう。
ミステリィがキライになるかもしれません。
この本を更生プログラムに導入すべきだと私は思います。

結局のところ劇中劇は、幕間と終幕間際以外は読む必要がありません。
330頁から読み始めても、問題なく小説を楽しめる(推理ごっこができるという意)でしょう。


劇中劇中(変な日本語)、登場キャラクタの一人に、ミステリ愛を長々と、
念仏のように語らせるコーナーがあるというのは先述したとおり。
これが、この本が北海道でミステリ愛溢れる一冊だと評価された理由でしょう。
しかし私には、この本からミステリ愛なんてものはまるで感じませんでした。

自分を大きく見せるための肩書の一つとしてミステリィを利用し、
新本格の看板に泥を塗ったまほろ大先生の文章に、
ミステリィに対する愛なんて崇高なものを感じることはできませんから。
大先生は、喩えるなら本格推理を神として崇め奉り、お布施を募る宗教家です。
はい、微妙な喩えでしたね。

ミステリィの素晴らしさを伝えたいのなら、
言葉ではなく作品、あるいは作者自身の行動で伝えてもらいたいものです。
例えば、問題を起こしそうな頭のおかしいミステリィ作家を、
自分の名前にまで傷がつく可能性を恐れずに、弟子にするというのはどうでしょう?
綾辻、有栖川両先生のミステリィに対する深い愛情には脱帽です。
小学校以来、帽子は一度も被っていませんが。

いい加減、小説に話を戻しましょう。
そもそもキャラクタたちのミステリに対する感情がおかしいのです。まるで共感できません。
自分で書いたわけでもない小説を、
思想犯として逮捕される可能性すらあるのに、なぜ守ろうとするのでしょう。
ミステリィが好き……、それは大いに結構ですが、時と場合を考えましょう。
ちっぽけで無意味な反抗なんてせず、表面だけでも従順にしてみせればいいじゃないですか。
口先だけの愛を語り、他者にそれを主張することもないでしょう。
焚書したり、ミステリィを侮辱するだけで、
思想犯ではないことが証明できるのなら、それをすべきです。

一度読んだ本がどうなろうと知ったことではありませんし、
自分以外の人間が読めなくなったとしても、
それならばトリックを模倣して、自分で小説を書くまでです……というのは冗談です。
しかし、あれだけミステリ愛が深い登場キャラクタたちの誰一人、
「自分で書けばいい」という発想に至らないのは冗談抜きに変です。
書かないまでも、仲間たちと口頭で推理ごっこでもすればいいと思います。

大切なのは過去ではなく未来。メディアではなくコンテンツ……なんてことを、
新本格ミステリ30周年記念作品に言ったところで無駄でしょう。
(ところで新本格30周年って、新社会人30年目くらい意味不明じゃありません?)


またまた話が逸れている気がします。
でもこれから、ようやく解決編の話に入るのでもう逸れません。たぶん。
遠い昔に書いたとおり、お芝居で自殺したはずの人が本当に死んでいた……
さて、犯人は誰でしょう?という、ただそれだけの話です。特に捻りのない謎です。
そのくせ、ガバ論理で謎を解きます。どうかしていると思います。

魅力的なキャラクタが登場しない以上、魅力的な探偵も当然存在せず、
犯人特定は、魅力的でないキャラクタ数人による消去法で行われます。
そこに、鋭い思考のキレといったようなものは微塵も存在しません。

消去法は、作中では篩と表現されています。
条件に当てはまらない人間を、順(A子の篩、B子の篩……という風)に除外していき、
最後に残った人間が犯人ということになります。
しかし、なぜか一度篩い落とした人間を、篩担当者が切り替わるごとに拾い上げ、
再び篩に入れ直していたのは理解に苦しみます。
(例――A子の篩で①②③④⑤の内、④⑤を篩落としたのに、
    B子の篩に再び①②③④⑤を入れる。
    これで①②が落ち、結果的に③が犯人だとわかるのですが、
    はっきり言って美しくはないですね)

更に残念なことに、この篩は作りが雑でした。穴だらけです(篩ですからね)。
作者曰く99.99パーセント犯人の特定に成功しているらしいですが、
私の計算によると(嘘です。本当は計算なんてしてません。作者もしていないでしょう)
66.66パーセントがいいところでしょう。

ふるい一・軍事教練
自殺(の芝居)には回転式拳銃が使われました。
本来シリンダに銃弾は入っていないはずでした。
しかし銃弾は発射されてしまいます。

お芝居中、引き金を引くのは全部で三回。
空砲→空砲→実弾の順番で、シリンダが回転したことになります。
つまりシリンダの三番目の穴に、あらかじめ銃弾を入れておけば、
自殺を偽装した殺人が可能になるというわけなのです。

自殺の可能性はありません。
その根拠は、被害者が自殺なんてするわけないからです。
おお、物凄い論理的な根拠ですね。

いえいえ、実はもっとありますよ。
被害者は軍事教練(学校の授業)を免除された、銃の扱いを知らない人間だったのです。
だから銃弾の込め方はわからないし、シリンダの回転方向もわからない……、
よって自殺はありえない、ということだそうです。
授業があるのなら教科書とかにも載っていそうですし、学友に聞くことも出来ます。
なんせ学校には、この手の拳銃がゴロゴロあるそうですし。

とにかく、この篩で伝えたいことは、
「自殺じゃないったら自殺じゃない。銃を扱える人間が犯人だ。
 ただし授業以外で銃のことは勉強できないとする」
ということです。

ふるい二・指紋消去
銃弾を込めた犯人が指紋を拭いたのはいつなのか、
あるいは指紋を拭く必要性はあったのか、といった内容がここでは語られます。

特に極大の穴は開いていませんが、
まずシリンダは空だったという証言を、
仲間の証言だからというだけで鵜呑みにする態度。
銃を放置していなくなる間抜けを期待するだけの、
運任せの犯行(どんな隙も見逃さない合理的な犯行らしい)にまったくツッコミを入れない態度。
などなど、幾つかの問題もあります。

ふるい三・身体検査
銃弾を入れるタイミングがあったのは誰だ、といった内容の篩です。
合理的な犯人なら~というワードが頻出しますが、
合理的な犯人なら、舞台を利用して人を殺すなんて考えないでしょう。
あしからず(ちょっと無理やり批判してみました)。

しかしこのお芝居は、台本に身体検査と書いてあるところで
肛門までちゃんとチェックするのですね。凄いですね。

ふるい四・回避行動
お芝居中、空砲ではなく、実弾が発射されることを知っている犯人なら、
思わず回避行動をとってしまうはず、という篩です。
はず……舞台を利用して人を殺そうとするサイコ野郎に常識が通用するでしょうか?
自分が死んでも構わないと思っていたかもしれませんね。

ふるい五・舞台効果
途中で舞台を止めたくないであろう犯人は、リアルな銃声をサンプリングして使い、
本物の銃弾が発射されたことを気付かれないようにするはず、という篩と、
自殺のお芝居を利用して、人を殺そうとする犯人は、
小道具として本物の銃を遣わせようとするはず、という篩の、二つの篩が使われます。
つまりこれらは、道具係、音響係が怪しいとする篩です。

一つ目の篩は、音がどれだけリアル、あるいは大音量だろうと、
本物の銃が近距離で発射されたら、さすがにわかる(お得意の軍事教練で)と思うので、
前提からちょっとよくわかりませんね。
途中で舞台が止まったとしても、自殺シーンで99.99パーセントこの舞台は終わり、
あとは台詞が一つばかりあるだけですし。

二つ目の篩も、小道具に実銃が使われるのを知って、
それから計画を立てたかもしれないので、さあどうでしょう?

ふるい六・新しい脚本
いわゆる秘密の暴露です。犯人がうっかり口を滑らせたというわけです。
こんな斬新な推理は見たことがないでしょう?
新本格ミステリ30周年記念作品と呼ぶにふさわしいです。

以上、御清聴ありがとうございました(作中文リスペクト)。

ちなみに……最後にもう一つ大どんでん返しがあります。
実は篩のくだりもすべて舞台だったのです。
劇中劇中劇です。わあ凄い。上から読んでも下から読んでも劇中劇中劇です。

コマンド―の最後の海岸シーンで、突如メイトリクスが「これはお芝居でした!」と言い放ち、
今まで死んだ人たちが登場。しかし一人だけ本当に死んでいて、
「これからこの殺人事件を解決します!」とメイトリクスことシュワちゃんが宣言。
そしてシュワちゃんたち(含むベネット、含むシンディ)の名推理で事件は解決。
しかし次の瞬間、海岸にプレデターの大群が現れます(透明だから見えない)。
カービー将軍が叫びます。「ここは私に任せろ!」
そして、シュワちゃんたちは羽の付いたカヌーに乗って逃げます。そこで映画はジ・エンド。
スタッフロールが終わるとともに、上映会場が明転し、
スクリーン横からシュワちゃん含む出演陣が登場。
手をあげながら片言で「ドーモ、コンニチワ」なんてシュワちゃんが挨拶を初め……
もうどうでもいいですよ。
つまり私は1700円近くをどぶに捨てたという、ただそれだけの話ですよ。

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新本格作家は若い芽を摘むべきだった [Book]

新本格ムーブメントにより、
ミステリィ小説の陳腐化が進んでしまいました。
正確には新本格ムーブメントの残滓によって、ですが。

新本格ムーブメントの残滓とは、
綾辻、有栖川、我孫子(あ行で統一してみました)を模倣、
更にその模倣を模倣、模倣の模倣を模倣……そうやって劣化コピーを繰り返し、
新本格ムーブメントの源流から遠く離れた先にいる、
先人が作り出したシステムを流用するしか能のない、
見せかけ新本格を書くガラクタ作家を指します。

新本格作家のほとんどは、ミステリィに対する造詣、愛情が深く、
しかし、だからこそ尊敬する作家の作品を模倣しつつ、更に超えるべく、
新しい作品を書こうという気概に満ちていたものですが(いま私は適当にものを書いてます)、
ガラクタ作家は、上辺の知識と、偽物の愛情(新本格に媚びるため)しか持たず、
新本格の類似品、代用品未満を量産することしかできません。
出るもの出るものがそんなものばかりでは、本格物から人が離れていくのも当然で、
氷菓、櫻子、ハルチカのような大人のミステリが流行るのも当然です(嘘です)。

更にたちの悪い事に、出版社はガラクタ作家の作品を、
「これが新時代のミステリィだ!」といったような調子で宣伝しました。
それらの作品に、新本格作家の作品のような力は当然なく、
出版社も、宣伝以外の労力をかける気は当然なく、
筆が早いだけの無能作家(いったい誰でしょう?)の台頭を許してしまったり、しなかったり。

これらの作品で、ミステリィに初めて触れる人は、どう思うでしょう。
ミステリィというのは「バカバカしいものだ」と思うことでしょう。
これはおおむね外れてはいないのですが、ちょっと気付くのが早過ぎですし、
一応書いておきますと、(貴方にとって)バカバカしくないものもきっとあります。


えっと、それで記事タイトルの話ですが……。
上で書いた通り、ガラクタ作家たちの存在は、ミステリィそのものの価値を貶めかねません。
もう少し厳しく批評、批判し、筆をぶち折らせるべきでした。
いずれマシになる……、なんて考えずに摘心すべきでした。
新本格ムーブメントで、旧態依然の作家や評論家たちに叩かれた反動からか、
新本格作家は後進に、とにかく甘過ぎました。
媚びと馴れ合いの関係は、ぐずぐずとすべてを腐らせるだけです。

批判しろ!とは言いませんが(さっき言った気もしますが)、せめて推薦などしないでください。
キライな作家の小説の帯に、好きな作家の名前があった時の、
私の気持ちが貴方にわかりますか?
「いくらもらったのかな?」「才能枯れたのかな?」
だいたいこういった感じです。
「大好きな〇〇先生の推薦なら!」なんて思いません。キライになるだけです。



ところで……
古野まほろ先生の本のレビューよろしくお願いします
by お名前(必須) (2017-12-12 12:49)

誰でしょう?
調べてみたところ、私のキライなメフィスト賞出身の作家のようです。
しかもタイガをメインに活躍していらっしゃいます。間違いなく西尾大先生の同類です。
そして、古本が出回るほど売れてもいないようなのでレビューは無理です。あしからず。

禁じられたジュリエット

禁じられたジュリエット

  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2017/03/15
  • メディア: Kindle版


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外国人になりたい [Tagebuch]

別に日本がキライであるとか、
日本人であるのがイヤになったとか(いい加減、人は止めたい)、
そういうことではなく、日本国籍を有したまま、
外国人のような扱いを受けたいという、ただそれだけの話です。

私はこう見えても(心の目で見よう)、現実では口下手で会話が苦手です。
「ブログで散々長文を書いているくせに」と思う方もいらっしゃるでしょうが、
それは、一人で一方的に喋っていることとなんら変わらず、会話ではありません。
そもそもこのブログを書いているのは私の手であって、口は(脳も)なんら関与していません。

話を戻します。とにかく私は会話が苦手だという話です。
どうしても相手の反応を考えすぎてしまうのです。

自分の言葉によって相手がどう感じるのかを考え、反応を数パターン想定。
そのうちから、こちらにとって都合の悪い(反論や説明が面倒な)数パターンを消すために、
言葉に情報を足し、予防線を張り……、といったことを脳内で数回繰り返し、
ようやく私は言葉を発します。自分でも信じられないレスポンスの遅さです。

だから結局は「はい」「いいえ」「ふうん」「そう」
といった相手の反応が予想しやすい言葉しか発しなくなりました。
ロボットでも、もう少し気の利いた反応をしてくれるでしょう。
しかし、これは人の反応――気持ちを、考え抜いての寡黙さなのです。
ですがこんな私を、周囲の人は感じが悪いと思っているはずです(想定)。

だから私は外国人になりたいのです。
外国人ならば「どーも」「かたじけない」
といった言葉さえ発していれば、なんとかなるどころか、
気の良い人、みたいに思われることさえあるのです。

いいなあ(日曜日っぽいオチ)
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赤くて甘い大きなイチゴ [Philosophie]

なんてつまらなそうな記事タイトルでしょうか。
しかし内容も、しっかりとつまらないので安心してください。

貴方が、赤くて甘い大きなイチゴを好きな人と仮定します。
色はともかく、甘くて大きいイチゴを好きなのは当然です。
ですが、このままの状態では人生の損失です。
甘くて小さいイチゴだって、十分好きになれますね? なりましょう。
(小ささの具合による。小豆くらいだったらどうしよう?)
これで貴方は、大きいイチゴと小さいイチゴの二つを好きになりました。
これで人生を二倍楽しめるようになりました。

しかしまだ人生の損失があります。
すっぱいイチゴだって、捨てたものではありません。
私はイチゴを専用スプーンで潰して、イチゴミルクを作るのが趣味(?)なのですが、
甘くて美味しいイチゴだと、もったいなくてとてもそのようなこと出来ません。
しかしすっぱいイチゴならば、心おきなく潰して、
砂糖とミルクを混ぜて、イチゴミルクにすることが出来ます。美味しいですよ。
これで貴方は、甘いイチゴとすっぱいイチゴの二つを好きになりました。
これで人生を四倍楽しめるようになりました。

しかしまだまだ人生の損失があります。
白くても美味しいという品種のイチゴが、世の中には存在するのです。
私は、実は食べたことがないのですが、きっと美味しいのでしょう。
これで貴方は、赤いイチゴと白いイチゴの二つを好きになりました。
これで人生を八倍楽しめるようになりました。

しかしあにはからんやまだ人生の損失があるということで……。
イチゴ以外の果物だって、きっと美味しいはずです。
メロンをくりぬいて、そこにシャンパンを入れて飲食(どちらも)するというのが、
私の夢だったとか……、そうでなかったとか。

それより今はスモアが食べたいのです。
そのためにはやはり焚火でしょう。焚火といえばキャンプにも行ってみたいです。
キャンプといえばログハウスですが(違うか)、
自分で家を建てるのにも少しばかりの憧れがあります。

一昨日までの五日間、毎日病院に通い点滴を打っていた私は、
零れ落ちる点滴の雫を数えながら、そんなことを考えていたものです(にこにこ)。

SALUS LOIRE ロアール イチゴスプーン

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  • 出版社/メーカー: 佐藤金属興業
  • メディア: ホーム&キッチン


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十二大戦とかいう、蛇頭蛇尾アニメの感想 [Anima]

前回
http://inunekomushi.blog.so-net.ne.jp/2017-10-21

を書いていきたいと思います。
が、抗生物質の副作用で、若干の吐き気を催しているので、
そこのところはご了承ください。



思いがけず時間が空いたので、
huluで竜頭蛇尾(先行・後攻)を、今更ながら視聴しました。面白かったです。
あと気持ち悪かったです(言うまでもなく薬の副作用です)。

私はボーイズラブなどに、特別抵抗を感じる人間ではありませんが、
落ち目の作家が少しそっちの方向で人気が出たからと、
(例えて言えば、虚淵大先生のFate/Zero以降の作品。
 まあ元々BLゲームのシナリオを、別名義で書いていたという噂もありますが)
調子に乗って、媚びるかのようにやるボーイズラブ風の描写がキライなのです。
しかしさすが西尾大先生の作品。この二話は面白く視聴することができました。
ああ、気持ち悪い(突然ですが薬の副作用です)。

しかし今回の二話は凄かったですね。
どこが凄かったのかは、視聴した人は当然わかっているでしょうから、
あえてここでは書きません。
そして視聴しなかった人は賢明なので、説明は不要でしょう。
なので数少ない疑問点を書いていこうと思います。

・コンビ
まず他の戦士は全員単独参加なのに対し、
バカ兄弟は、なぜコンビで参戦なのでしょうか?
不公平に思えます。だったら十二家は全員親戚になればいいと思います。
ローテーションで願いを回していきましょう。
最終的に兄弟を殺さなければならないという悲劇的(笑)な欠点も、
宝石を持ってくればいい、という間抜けな優勝条件のおかげで、
飲み込まずにいれば回避可能という親切設計で解決できますし……。
しかしこの大会、今回で何回目なのでしょうか? システムに欠陥が多すぎます。
作者の頭に血管があるのでしょうか?(なかった方が問題です)

・武器と能力
火炎放射器と液体水素放射器は、武器としてそもそもいまいちなのもありますが、
更に能力と致命的に噛み合っていません。
空中浮遊ができる方は狙撃の出来る銃(でなければ浮遊中単なる的)、
地面の振動で相手の居場所がわかる方は無線操作兵器を使えばいいじゃないですか。
なぜ射程が短い武器を使うのでしょう。
伝統的な武器・衣装で戦わなければならない~とかなんとか……
そういった辻褄合わせを何処かで見た覚えがありますが、
それにしては武器・衣装に時代差、性能差があるように見えます。
気のせいです。

・声優
バカ兄弟の声優の演技がおかしくありませんでしたか?
声が妙にくぐもっているというか、やけに野太い声を出しているというか……。
一つも魅力のない脇役コンビなので、無名声優かと思って調べたところ、
兄弟二人とも、私ですら名前を知っている有名声優でびっくりしました。
声優の無駄遣いです。まったく声があっていない気がします。
だいたい一人はすぐ死ぬのに、なぜ二人も有名な声優にしたのでしょう。
どうせ双子なのですから、一人で十分なのでは?
ついでに書いておきますと、脇役の声と顔も合っていませんでした。

・作画
誰も興味がないであろうくだらないキャラの回想シーンに、
二話も使ったことは賞賛に値します。「すごい知能ですね」
作画スタッフも、彼ら兄弟には興味がなかったらしく、
作画がトリックスター(名前を言っても伝わらないアニメ)並だったことには、
ちょっと怒ります。「こらこら」

・その他
あと兄弟関係以外で言えば、
首を絞められながら長々と話ができる気持ち悪い人と、
(語尾に毎回のように「かね」「がね」がつく人。正直「ぷり」と変わらないぷり)
火炎放射器の燃料をお酒の代用品として飲む、ケダモノごっこをしてるキチガイが、
(もはや説明不要に意味不明)
なにかうだうだやっていましたが、
深く追求すると気持ちわるくなるので(久しぶりですが薬の副作用です)、止しておきます。

あとこれはどうでもいい話ですが、
兎が午から奪った宝石を、脇腹の辺りにしまっていました。上半身裸なのに。
だいたいあの宝石ちょーかさばりまくって邪魔ですよね。



ここからは番外編として、兎の特殊能力、
ネクロマンチスト(意味不明)の疑問点を書いていきたいと思います。

殺すことがゾンビ化能力発動の条件のようですが、
「殺す」とは果たしてなんでしょう?
例えば、切りつけた三時間後くらいに対象が死んだとしても、
その死体を操れるのでしょうか?
また死んだ人間が蘇生することも当然あると思いますが、
その場合はどうなるのでしょう?
(例えば承太郎は自分で心臓を止め、DIOは心音を聞き、殺したと確信を得ました。
 DIOにネクロマンチストがあったと仮定した場合、能力は発動するのでしょうか?)

操られた死体に殺された人間も、ゾンビ化出来るようですが、
例えば操られたゾンビが核ミサイルのボタンを押し、一千万人死んだ場合、
死者全員がゾンビ化能力の対象になるのでしょうか?
銃のトリガーがOKならOKな気がしますけど。

なぜ亥だけよたよたと歩いていたのでしょう?
銃弾でボロボロになった鳥でさえ、普通と変わらないスピードで空を飛んでいたのに。

首のない死体が鼠を追えたのは、能力のおかげだと思いますが、
両手を切られた状態で、明らかに能力を発動した様子を見せず、
腕だけで攻撃できたのはなぜですか?
鳥が見ていたのですか? その場合、下に続きます。

ゾンビと視界を共有できるようですが、
死体の数が増えすぎるとどうなるのでしょう?
物凄い数の鳥が縦横無尽に飛び回っている時の視界も、常に共有されるのでしょうか?
気持ち悪くて気が狂いそうです(兎が、ということではなく、私の薬の副作用の話です)。
それとも自分で欲しい情報を持つゾンビの視界を、探す必要があるのでしょうか?
または、自分の欲しい情報が、自動で共有されるのでしょうか?

殺した生物を操れるというのなら、
細菌、ウィルスも操れるのでしょうか?
そうだった場合、殺人ウィルスを大戦に持ち込み、消毒薬で殺し、それを操れば、
開会式会場で即優勝です。

まあ別に興味はないのですが。



こっそりコメント返信
ヤリすぎて感染されてるんでしょ
by お名前(必須) (2017-11-29 21:34)

血液検査をした結果、炎症反応以外異常はありませんでした。
あしからず。
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健康志向 [Tagebuch]

原萩子ちゃんほど健康に気を使っている人間は、
おそらくいないでしょう(キベラスラムの平均的な住人と比較した場合)。
お酒は飲まないし、煙草も吸いません。
最近は遅くても一時には寝ますし、毎日一時間はウォーキングしています。

そんな私ですが、いま風邪をひいています。
扁桃腺が腫れすぎて、呼吸困難になって死ぬところでした(過言)。
喉の奥に吸入器を刺して、膿を吸い出すことによって事なきを得ました。

皆さんも風邪には気を付けましょう……と言っても、
私だって気を付けていたわけです。
前述のとおり、元々健康には気を遣っていますし、
外出するときは、ずっとマスクをつけています。
手洗いうがいだって、帰宅した時だけではなく、外出先でもやります。
これ以上、もう気を付けようがありません。
(あったとしても、多くの人間はここまでやらずとも健康です)

それなのに私は、一か月に一回は体調を崩します。
健康に気を遣っているというのに、これは一体どうしたことでしょう?
健康に気を遣わなくなったら即死してもおかしくないです。


世間の一般的平均的な人々は、
健康的な生活を送っているとはいえません(私と比較した場合)。
毎日遅くまで起きて、お酒を飲み、煙草を吸っているような人もいます。
しかし彼らはまったく不健康ではありません。
いずれは死にますが(みんなそう)、まったくもって健康そのものに見えます。
楽しく人生を過ごしているのです。

それに比べて、健康的な生活を送っているはずの私は、
体調が悪くないのに重病人と思われるほど、不健康そうに見える(と人は言う)のです。
見た目だけではなく、不健康そうな生活を送る人々よりも体調を崩すことが多いのです。
それに、いずれは死にます。
なんともはや、つまらない人生でした。

ところで最近ジョギング用シューズを買いました。アディダスです。
これで、ますます健康に向かっていくと予想されます。
nice!(1)  コメント(2) 
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最初にキノコを食べた者を尊敬するし、コメントも返信するし [Philosophie]

とは言いますが、
肉を食べた人も凄いと思います。
生肉をよく見てください。気持ち悪くないですか?
焼いてみてください。こうなるともうなんだかわからない茶色いものです。
しかし、なんだかいい匂いはします。
イヤな匂いがしないということは、食べても大丈夫なものである可能性が高いので、
おそらく大丈夫でしょう。この理論に基づき、今度香水を飲んでみます。

さて、
虚淵先生のゴジラは見たんですかね?
by お名前(必須) (2017-11-21 04:57)
前にも書いたとおり、一銭にもならないブログ更新に、
千八百円も使わなければならない人の気持ちを、貴方は考えたことがありますか?

映画版の氷菓は、まあ、かろうじて見る意味が個人的にもありますが、
(映画が、原作・アニメより劣っているなどという嘘を暴くため)
ゴジラにはまるで興味がありません。
まともに見たことのあるゴジラ映画は、ドン・フライが出てきたやつだけです。
故に好きな怪獣はガイガンです(論理的帰結)。

そんな私が、なぜ虚淵大先生の腐臭漂う映画を見に行かねばならないのでしょうか?
あんな今まで大先生が作ってきた駄作たちの設定流用の集合体みたいな映画を。
「自分のゴジラが最強なんだ!」と、
とりあえずスペック上の数字を盛りまくっているのも気に入りません。
だからシン・ゴジラも好きではないのですが、
それはそもそもアンノォ…がキライなのもあり……(話が逸れるので止します)。

とにかくゴジラは見ません。あしからず。


援交で稼ぎまくってるくせに
by お名前(必須) (2017-11-21 00:49)

仮に援助交際で稼いでいたとしても、
もっとお金が欲しいことに変わりはありません。
お金があれば、櫻子さん全巻買うことができますし、氷菓、ハルチカも買えます。
九州に行って、めだかボックスの構想を閃くこともできます(google mapを見ろ)。

あとはもう、尊敬さえあれば言うことはありません。
リスペクトをください。ふぉろわでも良いのですが(未だに一人!)。

ムービーモンスターシリーズ ガイガン2005(パワーアップタイプ)

ムービーモンスターシリーズ ガイガン2005(パワーアップタイプ)

  • 出版社/メーカー: バンダイ
  • メディア: おもちゃ&ホビー


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アニメの考察に意味はあるのか? [Anima]

ないです。

ま、完結した作品、あるいは続編のない映画ならば(ああ、氷菓はもちろん観てませんよ)
なぜだか関係者が寡黙であるという条件に限り、
そこはかとなく意味があるやもしれませんが、
例えば、来週続きを放送するよ!ってアニメの考察をする意味は、
やっぱりないです。

だって、どんな謎があろうと、いずれ明らかになりそうじゃないですか。
それに情報が揃わないうちから考えたところで、
あれも怪しい、これも怪しいと、統合が失調するばかり。
それで考えが当たったとしても、……嬉しいですか?
本当に当てたといえますか?


隠された意図を考察したところで、
制作者が語らない限り、すべてが妄想に過ぎないというのに、
それなのに、なぜ人々は考察をするのでしょう?
そしてそれを他人に発表したがるのでしょう?
単なる馴れ合いトークの材料である、という話に帰結させてもいいのですが、
もう少し考察すると、頭がよく思われたいのでしょう。
更に私は尊敬もされたいです。
お金も欲しいです。
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恋人募集中。メンタルヘルス治療中。 [Philosophie]

今日、映画館の多い街、池袋に行ってきました。
氷菓は観ませんでしたが。
人と待ち合わせ(こういう言い回しはよくあるけど、人以外とある?)をしていたため、
映画を見る時間がなかったのです。
二十日くらいには観ます(それまでに公開終了して)。

ところで、氷菓のYahoo!映画ユーザーレヴューが酷いことになっていますが、
あれって意味あるんでしょうか?
だって観てなくても、点数つけたりできるみたいですよ?
(公開前からなぜか低評価レヴューがあった)
試していないので、よくわかりませんが。

ああなると、もう止まりません。
皆さん、大勢で集まって、嫌われ者の悪口を言うのが大好きなのでしょう。
私は一人で、人気者の悪口を言う方が好きです。


あさて、私は欠点を見つける達人です。
しかし、それを世に役立てようといったような傲慢な考えは持っていません。
なにをされても(ん?)店員には怒りませんし、アンケートにも書きません。
ただ個人的かつ一方的な怨恨による悪口にのみ、能力を使うのです。

また怨恨がなくとも、欠点を見つける能力は発動されます。オートです。
思いついた悪口は、口には出さないものの心に蓄積されます。
どんなに好きな人が相手でも、
一緒に過ごせば過ごすほど、欠点が目につくようになるのです。
これは誰でもそうなのでしょうか?

私は好きな人の欠点を認められない人間なのです。
例えば、漫画や小説などの多少の欠点には目を瞑れます。
しかし好きな人に関しては、
「好きな人=欠点無し」とインプリンティングされているらしく、
欠点を見つけてしまうともうダメです。
目を瞑るにしても、私の目は二つしかないのです(大胆なオチ)。

投げっぱなしシャーマン ~霊魂遠投選手権~ (大胆なオチ2)
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貸しを作るのがキライ [Philosophie]

お菓子作りは好きだけど(渾身のギャグ)

貸しを作るという言葉は、見返りを前提とした言葉です。
卑しいですぅ~卑しすぎますぅ~(唐突なキャラ変)。
ということで、私は貸しを作りません。
正確には、相手に借りを感じさせないようにするのです。

例えば、相手にご飯を奢ったりするときには、
(例え話です。私はそのようなはしたない真似はいたしません)
「恵んでさしあげますわ」といったような、
あえて反感を買うような物言いをし、相手に気を遣わせません。

しかし、いくら私の物言いが気に障るとはいえ、
相手が利益供与を受けたのは確かである以上、
結局貸し借り関係は成立している気がします。

が、これは意味なく嫌われてもいるので、
「見返りを求める」という意味ある行為に、
ある種逆らった形になっていると、貴方は思いますか?

このブログも、そういった効果を期待して、六年も続いているのです。
本当に……、なんの意味もないですよ。もはや哲学です。
いえ、これでは哲学に失礼ですね。
意味なしブログは意味なしブログです。
億万長者になるまで、今後も意味なく人の悪口でも書いていくんでしょうね(他人事)。
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